2020年5月26日火曜日

初期型GSX-R750 GR71 その1 フレーム修正と手直し。


 以前GPZ900Rに乗っていた N君が GSX-R750 GR71 を持ち込んできました。
見事なまでのノーマル状態! 長期に渡って動いていなかった風ですが エンジンも普通にかかるし調子も悪く無さそう。でもカウリングに補修跡が有ります。 あやしいですね~




 外装を全部外すと!  あ~残念!!  ストッパーが割れています。


 修正機にセットしてみると


 すこ~し首振ってます。 これ位でよかった! これなら問題無く直せます。



 ステムも曲がってました。 N君もまだ乗っていないので何とも言い難いのですが、乗っていたら 相当変な乗り味だったと思います。 フレームの曲がりとステムの曲がりでフロントタイヤは相当ズレてますからね。


 ステム部分の修正後 スイングアームのセンターも計測。 


 ピポットを軸にして持ち上げてストッパー部分を外して、新たに取り付け。


 修理完了


 フレーム修正、測定が済んだので加工場から店舗の修理スペースに移動。 スイングアームを外し


 リンク、ピポット部分をオーバーホール。 ベアリング類は出る部品全て交換です。そんなに悪い状態ではありませんでしたが、この先部品は無くなりますから、出来るときにやっておく! これ重要です。



 フロントキャリパーは交換するので触りませんが、リヤは使うので これもオーバーホール。  かなりグダグダですね~


 後日 セラコート をかけたキャリパーが戻ってきました。 新品みたい!


 ヘッドライトの片目が グラグラ状態だったので チェックすると


 グロメットが割れていました。 


 部品も出たので一件落着。 無かったら面倒なことになったでしょうね~


 取り付けたリヤサスペンションは、、、
 その2に続きます。

 横浜で カワサキ Zシリーズ、HDスポーツスターをメインに修理、メンテナンス、レストア、モディファイ、チューニング、オリジナル部品製作販売を行っております。
 2019年にフレーム修正機を導入いたしました。是非ご活用ください。

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