キャブからのガソリン漏れを止める為に注文した部品です。 インシュレーターとエアクリーナーダクトも交換です。 使うのは何と!まだ有った純正部品です。
アイドリングが1500回転、アイドリング落とせず、レスポンス悪し、エアスクリューの反応もイマイチ。 古いから?TKキャブだから? いえいえ何とかします!
外したキャブは盛大に汚れています。 20年分位の汚れでしょうか?
ちょっとやそっとじゃ落ちないので付け置き洗い。何とかここまで汚れが落ちました。
キャブの分解清掃の際は外側の清潔さは重要です。
少なくとも、触っても手が汚れない程度には奇麗にしておかないと分解した時汚れが中に移ってしまいます。
外側が奇麗になったキャブを分解。フロートチャンバーの中もかなりシャリシャリ状態でした。
トップキャップのガスケットが内側にめくれていました。 これは取り寄せていなかった、、 注文です。
フロートバルブの交換時に気付いたのが、このキャブが2個イチだという事。 その為機械的に同調を取ろうとしてもスロットルバルブが下げきれない所が有りました。 アイドリングが下げられないのも、レスポンスが悪いのもここいら辺が原因です。 「下げられないです」じゃあ話にならないので、キャブを分解して辻褄が合う様に加工しました。 リンク回りもガタが出ていて非常に面倒な作業でしたが、何とか完了。
これで きちんと同調を合わせることができるようになりました。 アイドリングは1000回転を下回ることができます。 レスポンスも良好! 回転の落ちも上々です。 これで快適に乗れます!
完成です。 メインハーネスが危険な状態なので、ガソリンが漏れているのは絶対にマズイという事でオーナーさんに掛け合って修理したキャブですが、結果的には長年「こんなもんなのかな?」と思っていたという アイドリングやレスポンスが劇的に改善して大変喜んでいただきました。 次は電気系ですね~ また お待ちしています!
当店はカワサキZ系メインで修理、カスタムを行っておりますが、大昔、カワサキ販売店で働かせていただいていた頃(大型ではZX-10中型ではZXー4辺りまで)の時代にはZ2、750FX はもちろん Z400FX、GPZ400の車検、整備、GPZ900Rや400Rのバルブが減ってしまったエンジンの分解、バルブ交換という作業を毎日ひたすら行っていた時期もありますから、古めのカワサキ車は修理も大得意分野です! ぜひ色々ご相談ください。
横浜で カワサキ Zシリーズ、HDスポーツスター、ビューエル(パイプフレーム)をメインに 修理、メンテナンス、レストア、モディファイ、チューニング、オリジナル部品製作販売を行っております。新店舗では車両販売も始めますので、欲しい車両がある方は是非お問合せ下さい。
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